玄米とその美味しい食べ方

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玄米とその美味しい食べかた。

多くのお米は精米されて白米の状態で売っていますが、玄米のままで売られているお米もあります。

玄米と白米とは、いったいどのようなところが違うのでしょうか。

また、どのような栄養がありどうやって食べればいいのでしょうか。

玄米とは

玄米とは、稲のモミから殻を取り除いた状態のお米をいいます。

玄米には糠がついており、そのために茶色みのかった色をしています。

この玄米のぬかを精米により取り除いた部分を白米といいます。

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玄米の栄養

玄米の栄養は糠の部分に多く含まれているビタミンB1です。
ビタミンB1はかつて国民病のひとつとも言われた脚気の予防に繋がります。

かつては白米の方がありがたがられたため、脚気が広まりましたが脚気の原因が明らかにされてきて患者数は減ってきました。
これらのことから、玄米は栄養食として広く愛されるようになりました。
また、ミネラルや食物繊維も豊富に含まれていますので、お通じの改善の助け等にもなります。

玄米をおいしく炊き上げるには

玄米は糠がついたりしている分、水を吸収する効率が余り良いとはいえません。

そのため、普通に炊飯器で炊くと固くなってしまうことがあります。

しかし最近は炊飯器の性能が非常によくなってきており、圧力を強めにして長めの時間で炊き上げる「玄米モード」（名称は商品により異なります）を備えたモデルが多く出て来ています。
なので、こうした機能のついた炊飯器を使うのがまず一番かんたんな方法です。

また、炊き上げる前にある程度の時間水に浸しておくのもおすすめ。
冬場なら半日くらい、夏は水が腐り易いのでクーラーの効いた部屋でも２時間以内くらいが無難です。

お鍋で炊く場合は、圧力鍋などで炊くとよいでしょう。

また、玄米だけで炊くのではなく、玄米と白米を混ぜて炊くのもひとつの手です。
白米のふんわりした食感と、玄米の栄養とを両立して仕上げる事が出来ます。
この場合、炊飯器は玄米モードの方にあわせて炊きましょう。
また、玄米と白米のブレンド割合はお好みの配合をご自分でいろいろと試してみましょう。